参院選の疑問 例えば東京選挙区
当 | 丸川珠代 | 48 | 自由民主党 | 現 | 1,143,458票 |
19.88%
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当 | 山口那津男 | 67 | 公明党 | 現 | 815,445票 |
14.18%
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当 | 吉良佳子 | 36 | 日本共産党 | 現 | 706,532票 |
12.28%
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当 | 塩村文夏 | 41 | 立憲民主党 | 新 | 688,234票 |
11.97%
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当 | 音喜多駿 | 35 | 日本維新の会 | 新 | 526,575票 |
9.16%
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あたらしい党推薦 |
当 | 武見敬三 | 67 | 自由民主党 | 現 | 525,302票 |
9.13%
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多くの県では一人しか当選できないのに、東京だと6人も当選出来る。これって不平等じゃないの?
一人区は、選挙やる前から当選する人が決まっていることが多い。もちろん、有力候補二人による一騎討ちのことも少なくは無い。そういう場合は選挙が面白い。でも、東京の場合はもっと選挙が面白い。上位はともかく、下位に誰が滑り込むかの予想は容易ではない。
一人区の場合、例えば、A党支持者が5割、B党支持者が4割のとき、B党候補者はつらい。決して少なくない支持者がいるのに当選出来ない。しかし、二人区なら両者当選できる。
東京の場合、得票数が10パーセント以下でも当選が出来てしまう。こういうことは一人区では基本的に起こりえない。一人区では、少数政党の候補者はよっぽどの実力者でない限り当選不可能だ。
つまり、東京のような選挙区では、少数意見を持つ者に希望があるが、人口の少ない県に住む少数意見を持つ者には実質的に希望は無い。
これって"一票の格差"よりずっと明らかな不平等ではないのか。