選挙行かない人のブログ

十年くらい選挙行ってない人間が、選挙の事を調べたり、文句言ったりするブログ。世間知らずが書いてるので、このブログに書いてあることは真に受けないでね。

参院選の疑問 例えば東京選挙区

ja.wikipedia.org

丸川珠代 48 自由民主党 1,143,458票
 
19.88%
 
山口那津男 67 公明党 815,445票
 
14.18%
 
吉良佳子 36 日本共産党 706,532票
 
12.28%
 
塩村文夏 41 立憲民主党 688,234票
 
11.97%
 
音喜多駿 35 日本維新の会 526,575票
 
9.16%
あたらしい党推薦
武見敬三 67 自由民主党 525,302票
 
9.13%
 

 

 多くの県では一人しか当選できないのに、東京だと6人も当選出来る。これって不平等じゃないの?

 

 一人区は、選挙やる前から当選する人が決まっていることが多い。もちろん、有力候補二人による一騎討ちのことも少なくは無い。そういう場合は選挙が面白い。でも、東京の場合はもっと選挙が面白い。上位はともかく、下位に誰が滑り込むかの予想は容易ではない。

 

 一人区の場合、例えば、A党支持者が5割、B党支持者が4割のとき、B党候補者はつらい。決して少なくない支持者がいるのに当選出来ない。しかし、二人区なら両者当選できる。

 

 東京の場合、得票数が10パーセント以下でも当選が出来てしまう。こういうことは一人区では基本的に起こりえない。一人区では、少数政党の候補者はよっぽどの実力者でない限り当選不可能だ。

 

 つまり、東京のような選挙区では、少数意見を持つ者に希望があるが、人口の少ない県に住む少数意見を持つ者には実質的に希望は無い。

 

 これって"一票の格差"よりずっと明らかな不平等ではないのか。